家庭菜園を始める人が増えています。自炊するときにベランダから食材が手に入ればきっとたのしいですよね。ガーデニング・家庭菜園の市場規模は2018年度には2275億円で前年度比1.6%増。2019年度は1.3%増の2304億円と年々伸びています。また2024年度には2422億円まで増加が見込まれるなど、今後ますます人気が出ることが予想されています。家庭菜園はおうち時間を少し豊かにしてくれます。では、初心者が家庭菜園をはじめるとき何から始めればいいのでしょうか。

●ハーブ、ミニトマト、キュウリなどなど

 家庭で育てられる野菜は意外と多いです。プランターで簡単に育てられるのは、バジル、イタリアンパセリ、ミント、ルッコラといったハーブ類。虫がつきにくく、日当たりが良いところであれば育ちます。ただし水やりはこまめに。また、種類によって好ましい環境は異なるので、プランター1つにつき1種類を植えるようにしましょう。

 続いてミニトマト。ミニトマトは害虫もつきにくく、育てやすい野菜ですが、風でミニトマトの茎が折れたりしないように支柱を立て、ひもで固定する必要があります。また、甘くするには少し水分を控え気味にするといいそうです。表面が乾燥してから水を与えるので大丈夫とのこと。

 ミニトマトと同様、キュウリもプランターで育てることができます。キュウリは病気に強く、育てやすいと言えます。ただ、乾燥に弱いので夏場などは涼しい朝晩にたっぷり水やりをしましょう。風通しと日当たりの良い場所にプランターをおくといいようです。また、プランターだと栄養不足になりやすいので、定期的に追肥します。

 他にも、深さが30センチ以上あるプランターがあれば、トマト、ナス、ピーマン、ほうれん草、白菜なども育てることが可能。また60センチ以上ある大きめのプランターが用意できれば、ジャガイモを育てることもできます。マイナビ農業の情報によると、ほかにも初心者にオススメの野菜として、小松菜やリーフレタスなども名前が挙がっています。これらは手間がかからず短期間で育てられるとのこと。

●必要なのはプランター、鉢底石、土、肥料、薬剤、じょうろ

 家庭菜園を始めるのに必要なのは、野菜の種や苗以外には、プランター、鉢底石、土、肥料、薬剤、じょうろの6つ。プランターの底に鉢底石を入れておくことで水はけが良くなります。土はホームセンターなどに行けば、石灰や化学肥料などが混ぜられた野菜に適した培養土が販売されています。肥料は、初めに土に混ぜて与えるものと、途中で追肥として与えるものがあります。ただ、肥料の与えすぎは根をダメにするので注意が必要。薬剤は虫除けです。木酢液(もくさくえき)を使うのも効果があるそうです。

 そのほか、きゅうりやゴーヤといった蔓を這わせる植物には、園芸用ネットが役に立ちます。またナスやトマトなど風に注意する必要がある植物には大きさに応じた支柱を用意します。ただ、設置場所には注意です。植物によってどのくらいの日当たりが必要かは異なります。事前にしっかりリサーチしましょう。ちなみに、なかなか日が当たらないベランダでも、日陰でも育つ小松菜、ほうれん草、みつば、ルッコラ、イタリアンパセリなどの野菜にとってはいいかもしれません。

●100円ショップでも買える

 必要なものはホームセンターに行けばさまざまな種類から選ぶことができます。またネット通販では、プランターと土、肥料、苗などのお手軽なセットが5000円程度で手に入ります。一方、小さめのプランターや少量の土、肥料といったものは100円ショップにも並んでいます。ただ、小さな鉢で育てると逆に難易度が上がる可能性もあるので、そこそこの大きさのプランターと土で始めた方が、うまくいくかもしれません。小さなプランターでも、バジルやシソといった丈夫なものは比較的簡単に育ちます。このあたりからはじめてみてはいかがでしょうか。

<参考サイト>
・【初心者でもできる】プランター家庭菜園のポイントとおすすめ野菜7選|じゃらんニュース
https://www.jalan.net/news/article/465487/
・「陸海空の現場〜農林水産」家庭菜園市場の活性化に期待|共同通信社
https://www.kyodo.co.jp/pol-news/2020-01-31_2514191/
・これだけはチェックしよう! 失敗しないベランダ菜園のコツ。|アース製薬
https://www.earth.jp/earthgarden/enjoy_list/entry/2017/0316/index.html