6月25日、中国IT大手のテンセント(騰訊)は、マレーシアに拠点を置くのストリーミングサービス大手「iflix」を買収すると発表した。今回の買収価格は数千万ドル(数十億円)とされる。買収後、iflixのブランド名は半年〜1年そのまま継続され、CEOのMarc Barnett氏を含めた主要スタッフのほとんどが残留となる。

「東南アジアのNetflix」と呼ばれるiflixが、これまで7度の資金調達を行い、複数の大手投資家から総額3億4800万ドル(約373億円)を集めた。iflixは2020年4月時点でMAU(1ヶ月当たりのアクティブユーザー数)が2500万人を上回っており、現在マレーシア、インドネシア、フィリピン、バングラデシュ、ネパール、タイ、ブルネイ、スリランカ、パキスタン、ミャンマー、ベトナム、カンボジアなど13ヶ国で事業を展開している。2019年、オーストラリアでのIPOを計画していたが、資本市場の風向きの変化により失敗に終わっている。