テンセントがこの数ヶ月にわたり、ゲーム実況動画配信プラットフォーム大手の「虎牙(HUYA)」と「闘魚(DouYu)」の統合に向けた協議を推進している。8月5日、ブルームバーグが事情に詳しい関係者の話として報じた。現在協議は細部まで詰め切れていないが、テンセントは両社統合後の新会社の筆頭株主になることを目指しているという。また、虎牙と闘魚はそれぞれのプラットフォームとブランドを維持すると同時に、テンセント傘下のeスポーツプラットフォーム「企鵝電競(Tencent Egame)」とより緊密な連携を行うことになるようだ。

虎牙と闘魚の統合については長い間噂されてきたが、そもそも2018年3月にテンセントが虎牙と闘魚に相次いで出資をしたことに端を発している。テンセントは現時点で闘魚の株式38%を保有する筆頭株主である。またテンセントは2020年4月に虎牙の株式を買い増して子会社化し、株式の37%を保有し、議決権の50.1%を獲得している。テンセントによるこれらの動きは2社統合の推進に向けた重大なシグナルだと、当時多くの人は捉えていた。