年を重ねるとともに、どんどん太くなっていく足。運動量が減って下半身の筋力が低下すると、足にはどんどん老廃物がたまり、それが足の太さにつながってきます。年々、つらくなるこりや疲れなどの不調も、足にたまった老廃物も原因の1つ。それらを解消するために、まずは足をもんでみましょう。誰でも簡単にできて、ピンポイントで悩みに効く足もみ術をご紹介します。

<監修>
田辺智美さん
足健道さと足ツボ療術院。重度のむち打ち症を患ったことがきっかけで、ツボと反射区とリンパを刺激する独自の足もみメソッドを開発。『もむだけ 美脚ダイエット』(産業編集センター)ほか著書多数。

40代の足が太くなる原因は老廃物です

「ふくらはぎが太くなる、足首が埋もれるなど、40代以降の足は全体的にぽってりしてくるのが特徴。これは脂肪のせいではなく、足にたまった老廃物が原因です。40代は若いころに比べて足の筋肉量が減るため、老廃物がたまりやすく足がどんどん太くなる……という事態に。足裏やふくらはぎには、体の重要な臓器とつながるツボや反射区があるので、押したりもんだり刺激を与えて臓器の働きをアップしましょう。すると、体の循環機能が上がり、リンパ液の流れもよくなるため、老廃物もスムーズに排出。1日5分足をもむだけで、足が細くなり、体の不調が軽くなります」

1日5分足をもめば40代の不調が改善する!

□1カ所1〜2分、合計5分を目安にもむ
□ 血行がよい入浴後に行えばより効果的!
□ 指で押すのが痛い人はボディクリームを使って押し流しても◎

1:首・肩がこる

頑固な首や肩のこりは、首の反射区である足の親指のつけ根を押すのが効果的。血行不良から起こる寝違いなどもここを押せば回復。

*HOW TO*
足の親指のつけ根を、手の親指の腹を使って3秒痛気持ちいい力で押す。数ミリずつ上にずらしながら繰り返す。人さし指のつけ根横も3秒押すと効果アップ。1〜2分繰り返す。

2:足がむくむ

足のすねを指先で10秒押すとへこんで戻らない、靴下痕がなかなか取れない場合は、むくみが悪化している証拠。ふくらはぎの奥が柔らかくなるまで、ひじで押しほぐして!

*HOW TO*
あぐらを組んで座り、ふくらはぎの内側にひじを当てて体重をのせる。痛気持ちいい、または痛いと感じるところをまんべんなく、3秒ひじで押す。1〜2分繰り返す。

3:疲れやすい

なかなか取れない疲れは、腎臓の機能をアップさせるのが近道。40代女性に多い貧血による疲れやすさ、だるさにも効果てきめん!

*HOW TO*
人さし指の第2関節を、土踏まず上部の真ん中に押しつける。3秒痛気持ちいい力で押す。1〜2分繰り返す。

4:足が太い

下半身で最も老廃物がたまりやすい場所はふくらはぎ。骨の際に沿って老廃物をつぶすイメージで押し流せば、セルライト解消にも◎。

*HOW TO*
内・外くるぶしの後ろ側からひざ下まで、ふくらはぎの骨の際に沿って両手の親指の腹で3秒、数㎝ずつずらしながら、痛気持ちいい力で押す。仕上げにくるぶしからひざに向かって親指の腹で押し流す。

5:腰が痛い

腰痛のひどい人ほど、腰椎の反射区が硬くなっています。足の骨の際に沿ってしっかり押しほぐして!

*HOW TO*
内くるぶしの骨の真下2㎝から足指先に向かって4〜5㎝先まで、足の骨の際に沿って、手の親指で3秒押す。数㎝ずつをずらしながら痛気持ちいい力で1〜2分繰り返す。

6:体がやせない

代謝が低下してやせにくい人は、内くるぶしのまわりに肉がポコッと盛り上がっています。くるぶしの骨が埋まっている人ほど重症!

*HOW TO*
内くるぶしの前側の際に沿って、手の親指の腹を3秒ずつ3カ所、痛気持ちいい力で押す。皮膚が薄く血管が多い場所なので、ボディクリームを使ってもOK。1〜2分繰り返す。

7:目が疲れる

目の反射区は、両足の人さし指と中指。つけ根から第1関節までを刺激すれば、目の疲れが即スッキリ!

*HOW TO*
両足の人さし指のつけ根と第1関節の間に、手の親指の側面を当てて3秒押す。中指も同様に1〜2分繰り返す。

Have a try!

□1日5分足をもむ
□足裏やふくらはぎのツボを刺激して、体の循環機能を上げる

参照:『サンキュ!』1月号「あきらめていた老けと不調、“下半身”で解決できます!」より。掲載している情報は19年11月現在のものです。
撮影/上原朋也 構成/RIKA 取材・文/長島恭子 編集/サンキュ!編集部