お餅が余って困っている……という人、いませんか?今回は意外なお餅のアレンジレシピをご紹介します。教えてくれたのは、グルメライターとしても活躍する増田剛己さんです。

お餅のアレンジレシピをプロの料理人に聞いた

お餅はもともと保存食ではありますが、カビが生えてダメにしてしまうこともしばしば。カビを防ぐために冷凍保存をしてはみたものの「使う予定がない……」という人も多いのでは。

そうなんです、お餅って、いざお餅を食べようと思っても、パッと思いつく食べ方のバリエーションが意外と少ないんですよね。お雑煮、磯辺焼き……あたりが定番ですが、定番ゆえに飽きてしまいがち。

そこで今回は、目先を変えたお餅のアレンジレシピをプロの料理人のかたに聞いてみました。

お餅アレンジ術1:じつはカレーやシチューのルーの代わりになります


行きつけの居酒屋の女将さんに、余ったお餅の使い道を聞いてみました。すると「とろみをつける料理にはたいてい使えますよ」とのこと。

たとえば、シチューのとろみをつけるのに使えます。普通にお肉や野菜をコンソメで煮込んで、牛乳を入れ、細かく刻んだ餅を入れると、とろりとした味わいのクリームシチューになるんです。牛乳ではなく、カレー粉などを入れればカレーになります。目安としては4皿分でお餅が1個。ちょっとだけあまったというような場合に便利ですね。

お餅アレンジ術2:炊き込みご飯に入れるともちもち感がアップ


引き続き、居酒屋の女将さんが教えてくれたお餅のアレンジテクニック。それは炊き込みご飯に入れるというもの。

炊き込みご飯を炊くときに、具材とともに細かく刻んだ餅を入れます。普通のご飯がもちもちとしたモチ米のような食感になります。ピラフやパエリアなどにもにも使えますよ。目安としては2合のお米にたいしてお餅が1個というかんじです。

お餅アレンジ術3:フライパンひとつでお好み焼きやピザにもなる


バーのマスターが教えてくれたのが、フライパンひとつでつくるお餅のお好み焼き。お餅を薄切りにして油を敷いたフライパンで焼きます。豚肉や野菜などがあれば、上に乗せてひっくり返して焼きます。仕上げは、ソースにマヨネーズ、あとはお好みでネギやかつお節などをかけていただきます。

ピザソースや溶けるチーズなどをトッピングしてフタをして少し焼けば、ピザにもなります。この方法だとお餅を大量に消費することができます。冷蔵庫にある材料で簡単にできるのがうれしいですね。

お餅を「常備」するのもありかも?


お餅をそのまま食べる餅ピザなどは大量に消費ができますが、炊き込みご飯やカレー、シチューに入れる場合はさほどお餅を使わないので大量消費には向いていないかもしれません。

とはいえ、この方法はカレーやシチューなどの市販のルウがないときなどに力を発揮しますので、パックのお餅などを常備して使うのもいいかもしれません。

また、変わったところでは、フライパンにバターを入れて焼いた餅をインスタントの味噌ラーメンにトッピングするというのを、近所にある喫茶店のマスターが教えてくれました。これ、やってみたらめちゃくちゃおいしかったです。お餅って、可能性を秘めた食品なのですね。


◆監修・文/増田剛己
WEBや雑誌などで散歩関係の記事を書いているフリーライター。主な著書に『歩考力』(ナショナル出版)、『思考・発想にパソコンを使うな』(幻冬舎新書)などがある。

構成/サンキュ!編集部