暖かい日が増えてきて、温野菜から生野菜を選ぶようになった方も多いのではないでしょうか。生野菜といえばサラダ。サラダといえば定番の食材は「レタス」。今回は、「レタス」をお店で選ぶときのポイントを教えてもらいました。

<教えてくれた人>
ゆかりさん…保育園調理、セミナー講師、出張料理、料理教室、食育サイトの記事執筆など幅広く活躍中の管理栄養士で食生活アドバイザー。4歳女の子のママ。

「レタス」って旬があるの?


1年中店頭で見かける「レタス」。
そもそも旬ってあるのでしょうか?

じつは、「レタス」は産地ごとに旬の時期がずれるため、季節によって産地で選ぶことで旬の「レタス」を食べることができるのです!だから、1年を通じてお店に並んでいるのです。

ちなみに、平成31年〜令和元年の東京都中央卸売市場の統計情報によると、

◆出荷量1位/長野県:5〜10月
◆出荷量2位/茨城県:9〜5月
◆出荷量3位/群馬県:5〜10月

この3県だけでも、年間の「レタス」供給がまかなえるともいえます。
(4位以下は、静岡県:11〜3月、兵庫県:11月〜4月と続きます)

ですので、食べる月に応じて、これらの産地のレタスを見かけたら、旬だと思ってくださいね。夏場は、長野や群馬といった高原などの涼しいところが産地、ほかの時期はそのほかの地域がメインの主産地となります。

質のよい「レタス」を見分けるポイント


みなさん、スーパーマーケットなどの売り場では、何を基準に野菜を選んでいますか?できるだけ鮮度がよく、おいしいものを選びたいですよね。わかりやすいのが、見た目。

● 葉が傷ついている部分や芯の切り口が赤茶色くなっていないか
● 芯の切り口が500円玉より小さいか

こういったものを選んでくださいね。写真の切り口だとギリギリセーフですが、1日経つと全体的に赤茶色に変色していました。買うときは鮮度がよくても、買ったら早めに食べた方がいいということですね。

見た目以外には、
● ふんわりとして丸い形をしているか
● 手で持ったときに見た目よりも軽いと感じるか

こういったことも、おいしい「レタス」を見分ける大切なポイントです!ちなみに、キャベツ(春採れ以外)や白菜は、持ったときにずっしりと重く感じるものが正解。この違いは、葉の巻き方が緩いor固いの差なのです。

「レタス」は野菜のなかでもやしと並んで水分含有量がNo.1で、鮮度がよいほど水分が多くて「パリッ」とした食感が楽しめ、葉と葉の重なる空間が開いている方が、葉がやわらかくて苦味なく食べやすいといわれています。

旬のおいしい「レタス」を選んで食べよう!

ちなみに「レタス」の葉も、売られているときの外側の葉は捨てずに、ぜひそのままにしてくださいね!理由は、内側の葉に比べると食感としては少し硬めなこともありますが、加熱調理などの工夫を加えればおいしく食べることができるからです。 

また、店頭ではむき出しではなく、水分保持のための透明なシートで包装されていることからも、衛生面でも安心ですし、本来の外側の葉の数枚はレタスを覆うように丸くならずに広がるため、収穫時にすでに外されているのです。せっかく買うのであれば、1枚でも多く味わって欲しい!

そして、「レタス」は加熱すると、苦味成分が抜けて甘味が増すので、もし「レタス」選びを失敗したとしてもスープや炒め物に使えば、おいしく食べられるというわけです!

苦味成分は、家庭菜園での肥料の与えすぎや、高温下での栽培されたもの、育ちすぎた芯の部分などには多く含まれるようです。紹介した「レタス」選びのポイントを押さえて、みずみずしいシャキシャキ感と甘味のある「レタス」を味わってください!!

構成/サンキュ!編集部