休校が長引くにつれて学校に通えない子どもたちの家での学習の進め方について悩み、試行錯誤している家庭が多くなっています。学校とは違う環境の中で、実際に家庭学習を進めている方に学習内容について教えてもらいました。

<教えてくれた人>
朔花さん…縁側のある古民家に住み、自己流インテリアや家計についてコンテスト受賞経験や雑誌掲載多数。図書館通いが趣味で、小学3年生、6年生の子どもに年間1200冊を読み聞かせを行っている二児の母。

教室


教室は、庭が眺められる縁側の窓際。そこに机と椅子を移動しました。明るく開放感ある場所が良いかなぁとこの場所に決定。ちなみにコレ、学校で使われている机と椅子と同じモノなんです。このセットを購入したときには、よもやワタシが「おウチ学校」を開校することになるとは思ってもいませんでしたが。

教材

今回の「おウチ学校」の目的は、学力向上には置いてません。目的は、「規則正しく生活しながら、学業を遠ざけないこと」としました。子どもが喜びそうな市販のドリルを使用し、楽しく、前学年の復習をすることに。現在6年生、3年生なので、前学年の5年生、2年生のドリルを解いて復習することに。

【時間割り】1コマ30分に設定

ここも無理がある時間では、家という空間の中では続かないだろうと思い、1コマは30分に。午前の授業は毎日同じルーティンにし、午後は1コマ1時間で日替わりで子供ウケのよさそうなモノを考えました。

午前授業

1時間目 散歩
2時間目 課題図書
3時間目 ドリル(漢字)
4時間目 ドリル(算数)

*間に休憩を15分ずつはさむ

午後授業

日替わりで1時間だけ。
【例】
工作 レゴを使って立体的な花を作る
図工 塗り絵「デザインを足してから、塗ってみよう」
生活 ビデオカメラで動画を撮る・SDに移す・TVのハードディスクに移す
体育 卓球
生活 お店屋さん「商品決定・根付け・陳列・ロールプレイング」
など

授業後の様子


今日は開校日だったので午前授業で終了したのですが、午後からの過ごし方に変化が!まだ初日なので、はっきりとは言えませんが、お昼ごはんを食べたあと、それぞれがそれぞれのやりたいことに落ち着いて向かっていました。

何というか、午前の時間割り生活のため、午後からの時間の使い方が有意義になったように思います。昨日までの春休みとは明らかに違う。昨日までは、庭に出たり家に入ったり、2人で遊んでたかと思うとケンカして、ぶすっとしていたり……だったのです。それが、何だろうか、この落ち着きっぷり。

「おウチ学校」、意外な結果をもたらしました。子どもの時間の使い方の参考になればうれしいです。

構成/サンキュ!編集部