新型コロナウイルスの感染拡大を受け、緊急事態宣言が発令されてからも、スーパーやコンビニ・ドラッグストアなどの小売店は社会インフラとして営業を続けています。

かつては当たり前の風景ですが今は違います。そこには不特定多数のお客さまと接するがゆえに感染リスクが高く、感染への不安や家族からの反対などを受けながらも、毎日「当たり前」をつくってくれているかたがたがいます。

お客さまも店員も少しでも安心してお店を利用できるよう、お客さまに対してリアルに感じる「こうしてくれたら助かる」ことは何なのか、早朝のコンビニ勤務を続けながらファッションライターとして活躍中の木村麻衣子さんに教えてもらいました。

感染リスクにさらされながら働いています


たくさんの人を接客するコンビニの仕事。
いつコロナ感染してもおかしくないなかで働いている現状です。

自分が感染してしまったら…
・家族への感染
・勤務する店舗の休業
・死んでしまうかもしれない

いろいろなケースが想定されるなか、家族や身のまわりの人たちを守るため、いっそ退職するべきではないのか?と悩みました。
実際に、勤務している店舗でも感染リスクを避けるために退職した人がいます。

そんななか、マスク着用・手洗い、アルコール消毒の徹底など、できる限りの自衛策を取りながら勤務を続ける選択をしました。

私の働く店舗では、子どもがいる主婦が半分ほど。あとは高校・大学生、フリーターのかた。
「コロナ、ほんとうに怖いよね。」と話しながらも、コロナ以前と変わらず明るい接客で勤務を続ける仲間たちに勇気をもらっています。

リアルな現状を見ているからこそ、お客さまにお願いしたいこと

コンビニで今も働き続けているからこそ、「こうしてくれると助かる」と思うこと。
4つにまとめてみました。

1)マスクを着用してほしい


マスクを着用していない人、多いです。
レジで会計中、咳払いやくしゃみをされることもあります。

「自分が感染しない」ためではなく、
「他人に感染させない」ために使うものがマスク。

店員を守るのみならず、同じお客さま同士へのマナーでもあると思います。

2)現金支払いはなるべく避けて!


お札や硬貨はたくさんの人の手を渡り歩くため、感染源となってしまうことも。
また、レジで店員とやり取りする際にも感染の危険が。

手渡しでのやり取りのない、以下のような決済方法がおすすめ。
・スマホをかざす方式…ペイペイなどの電子マネー
・カードをタッチする方式…交通系ICカードなど
・カードを端末に差し込む方式…クレジットカードなど

3)現金支払いのときは、「トレー」を介すること


やむなく現金払いをするときは、レジに置いてある「トレー」を使いましょう。

「感染予防のためトレーにておつりをお渡しすることにご了承ください」
このような内容のPOPをトレーに貼っていますが、手を出しておつりを受け取ろうとするお客様が多い印象(あくまで勤め先の店舗での場合です)。
手を出しているのに店員が無視してトレーに置いた!といった、悪印象を抱くかたもいると思いますが、
「自分を守る・店員を守る」
こういった意識を持って、お互いにレジでのやりとりを気持ちよくしたいものです。

4)家族連れでの来店はなるべく避けて


パパ・ママ・子どもの組み合わせでのお客さまがいらっしゃいます。
以前はふつうの光景でしたが、今は「外出自粛」が自分の身を守ります。

可能ならば、家族の代表が”だれかひとりで”買い物に来るスタイルが、
感染リスクをできるだけ避けることだと思います。

実際にわたしも、子どもを家でみる係・買い出し係を夫婦で分担しています。

おわりに


コンビニ店員が「こうしてほしい」とお客さまに思うこと、4つ提案しました。
コロナから自分や家族を守るため、実践していただければと切に思います。

構成/サンキュ!編集部