健康と美容に深い関わりを持つ免疫力。今の生活を劇的に変えなくても、ちょっとした心がけで免疫力は上げられます!続けやすい毎日の生活習慣を専門家に聞きました。今日から取り入れてスタイルアップもめざしましょ♪

免疫力が上がる生活習慣3カ条

1 体を冷やさない
夏でも冷房がきいている場所では靴下、腹巻き、ストールなどを身につけて体を冷やさない工夫を。血行をよくするために、家事や仕事のすき間時間に適度な運動を取り入れて。

2 なるべくイライラしない
イライラしてストレスがたまると"ストレス対抗ホルモン"が分泌され、その結果、免疫細胞機能が大幅にダウン。イライラはなるべく最小限にとどめ、運動や笑うことでストレス解消を。

3 深くしっかり眠る!
免疫力アップにはよく眠ることが大事。寝入りばなの4時間は壊れた細胞が修復されるなど、免疫力が最も高まるときなので、部屋を暗くし、リラックスして睡眠の質を高めましょう。

朝、起きたらすぐ太陽の光を10秒浴びる


免疫力を高めるビタミンDは光を浴びることでつくられます。起床後すぐに日光を浴びれば、幸せホルモンとも呼ばれるセロトニンの分泌がスタート。「セロトニンは心のバランスを整え、ストレスに負けない体をつくります」。

熱めのシャワーを首の後ろ、肩甲骨、わきの下に各5秒当てる


余分な脂肪を燃やす褐色脂肪細胞は、加齢とともに減っていくもの。ですが上記の3カ所に熱いシャワーを当てると体が温まり褐色脂肪細胞が活性化。「朝浴びると1日中、脂肪が燃えやすい体に!」。

家事や仕事の合間に「ながら」ストレッチを

忙しくて運動をする時間が取れなくても、家事や仕事の合間の"ながら"ストレッチならラクに続きます。「つま先立ちで洗い物、1段抜かしで階段を上がるなど、下半身をメインに動かすと全身がポカポカに」。

疲れたら、足もとを温めながらひと休み


「仕事の休憩時間に足首〜ふくらはぎをもんだり、在宅なら足湯もおすすめ。足もとを温めてリラックスすれば免疫力が高まり代謝も上がります」。女性の足もとは一年中、どんなときでも冷えやすいと心得て。

ランチには必ず、温かい汁ものをプラスして


忙しい昼どきは、つい簡単にランチをすませがちだけれど、そんなときでもみそ汁やスープなど、体を温める汁ものを一緒にとって。「お湯を注ぐだけのインスタントスープでもOK。胃腸を温めてあげることが大切です」。

夕食の買い出しはスニーカーをはいてしっかり歩く!


「血流アップのためにも、しっかり歩いて下半身の筋肉を鍛えましょう。買い物とウォーキングを兼ねれば一石二鳥です」。歩くときはハイヒールよりスニーカー、冷える素足やストッキングではなく靴下をはいて。

3時のおやつにおすすめ!

●高カカオチョコレート
●ナッツ類
●ドライフルーツ
●あんこの和菓子

おやつは白砂糖たっぷりの洋菓子より、ポリフェノールたっぷりのチョコ、ビタミンやミネラルが豊富なナッツやドライフルーツ、美肌効果がある小豆系の和菓子を。

夕食後にヨーグルトをとる


腸の働きが最も活発になるのは夜の10時から深夜2時。「乳酸菌などの善玉菌にしっかり働いてもらうためにも、ヨーグルトは夕食後に食べるのがおすすめです」。

3分でもいいから、必ず湯ぶねにつかる


全身を効率よく温め、体内の余分な水分を汗で排出できる入浴は1日のなかでいちばん効果的な美容習慣。「炭酸入りの入浴剤を入れれば血行促進に。2〜3日に一度、熱い湯ぶねに短時間つかれば、ヒートショックプロテインが生成され、免疫力が上がります」。

寝る1時間前には携帯電話の電源をオフ!

夜はぐっすり眠ることが免疫力アップのカギ。でも寝る直前までスマホを見ていると、脳の緊張が続くことに。「美容のためにも、寝る1時間前にはスマホの電源をオフにするor寝室から遠ざけて、脳をリラックスさせる習慣を」。

夏場でも長そで・長ズボンのパジャマでぐっすり眠る


パジャマは夏も長そで、長ズボンで着心地がいい物に。副交感神経を優位にするためにも、ふとんに入ったら部屋を暗くしリラックスを。「美人は寝ている間につくられます。睡眠はなるべく6時間以上取って」。

<教えてくれた人>
石原新菜さん
イシハラクリニック副院長。父、石原結實氏のクリニックで漢方や食事療法などにより治療に当たる。女性ならではの解説でテレビ出演や講演活動も行う。著書に『体は冷えるから太る』(青萌堂)など。

参照:『サンキュ!』2020年7月号「おうちにいる間に、脱・中年体形」より。掲載している情報は2020年5月現在のものです。構成/竹下美穂子 取材・文/宇野津暢子 編集/サンキュ!編集部