物が見えるしまい方や置き方に変え、家族が直感的に片づけられるように!ときには割り切り、自分は片づけない&自分の好きなことをやる時間を優先する水谷さん。3人の子どもがいても散らからない秘訣を教えてもらいました。

<教えてくれた人>
水谷妙子さん(東京都 37歳)
夫、7歳、5歳、3歳の子の5人家族。「無印良品」の企画・デザイナーを経て整理収納アドバイザーに。著書『水谷妙子の取捨選択』(主婦の友社)ほか。https://taekomizutani.com

◎HOUSE DATA◎
築3年/分譲マンション/4LDK

置くだけ!見せる!分けすぎない!よけいなことをしないからです

かつての水谷さんは、片づけや家事が苦手なのに理想の母親像をめざしてしまい、第1子の育休中は「産後ノイローゼぎみだった」と言います。夫が家事を買って出たものの、復職後は仕事と育児に追われて部屋が散らかり放題でした。切羽詰まって第2子の育休中、片づけのプロにアドバイスを依頼。収納を見直したところ、子どもが増えたのにもかかわらず、復職後の生活がスムーズになったそう。「以前は物を隠すことに必死でした。でも、物が見えるしまい方や置き方に変えたところ、直感的に片づけられるのがラクで、むしろ散らからなくなりました」。

Q おもちゃが散らかっているとき、ないんですか?

A あるけど、私は片づけません!イライラ片づけるより、自分の好きなことをやる時間を大事にしたいから、夜に散らかったおもちゃは1カ所に集めるだけ。視界に入らなければOK!

うちは毎晩、この状態!

「うちの子たちは朝のほうが機嫌よく片づけられるので、夜はおもちゃを散らかしたまま寝かしちゃいます」と水谷さん。朝に片づけられればいいと割り切り、夜は大好きなTVを見る時間を優先するそう。

とりあえず1カ所に集めるだけ。

「集めてくるカゴ」があれば、子どもが自分で片づけます


散らばったおもちゃを「集める専用」のミニカゴを用意。集めたら収納BOXにザーッとあけるので、何度も収納BOXと往復しなくてOK。「実家が農家で、収穫物や道具を運ぶカゴを見て思いつきました。子どもは小さなかごやバッグが大好きなので、楽しそうに集めてくれます」。

Q 収納場所を決めても守ってもらえませんよね?

A すき間から物を見せるのがコツ。ラベルを書いて読ませるより、物を見せるほうがわかりやすい。収納の上にすき間をつくって中身を「チラ見せ」すると、家族が直感的に片づけられるように。

おもちゃ入れは、上を10cm以上空ける


「たいていのおもちゃは10cm以上のすき間があれば、そこからポイポイしまえて、BOXを引き出さなくてもいいんです」。それ以上のサイズのおもちゃはそもそもBOX収納には向かないので、棚に直接置きます。

引き出しを1段抜かしにする


引き出しと棚板を1段抜かしにするだけで、すき間から中身が見えてひと目でわかるように。手前の物なら、すき間からポイポイしまえちゃうのもラク。

元はこうでした!

たとえ半透明の引き出しでも、外からは中身がはっきりわかりにくいもの。

抜いた引き出しも活用します!

抜いた引き出しは、仕切りを生かして充電コード入れや、キッチンの小物収納に活用。

Q うちの子は片づけが苦手で、脱いだ服も掛けません(涙)

A 決められた場所に置けることをまずはめざしています。脱ぎっ放し、置きっ放しになりがちな物は、通り道にポイ置きコーナーをつくり「決められた場所に置く」ができればOK。服をハンガーに掛けないのは気にしません!

【子ども部屋】学校から持ち帰った物をポイッと置ける。

【玄関】ヘルメットと上着をポイッと置ける。

参照:『サンキュ!』2021年2月号「どうしたら1年中散らかならない家になれますか?」より。掲載している情報は2020年12月現在のものです。撮影/山本あゆみ 構成・文/石川理恵 編集/サンキュ!編集部