大津市で園児ら16人が死傷した事故で、ABCテレビが放送した被告の女のインタビュー内容を受け、大津地検が、16日の判決の言い渡し前に弁論再開を申し立てる方針であることがわかりました。

新立文子被告(53)は、去年、大津市の交差点を右折した際に直進車と衝突し、歩道の園児ら16人を死傷させたとして起訴されました。また、保釈中に男性にストーカー行為をした罪にも問われ、禁錮5年6ヵ月が求刑されています。新立被告は先月、ABCテレビの単独取材に応じ、直進車の運転手が不起訴になったことや、ストーカーの起訴内容について不満を述べました。新立被告は単独インタビューで「もし、事故の時にせめて(直進車が)減速、あるいはブレーキがあったら(良かった)」「(ストーカー事件について)私がストーカーされているみたいで怖かったですみたいな」などと話していました。被害者側の弁護団によりますと、大津地検は、この放送を受け被告の主張が法廷と食い違っているとして、16日の判決言い渡し前に弁論の再開を裁判所に申し立てる方針です。求刑が出た後の弁論の再開は異例で、裁判所が認めれば、遺族の意見陳述も再度行われる見通しです。