和歌山県白浜町役場の金庫から現金を盗んだ罪に問われた元職員の男の裁判が始まり、男は起訴内容を認めました。

起訴状などによりますと、白浜町の元総務課職員・寺尾稜被告(27)は、去年9月20日の夜、職場の金庫にあった公金や職員から預かった保険料など、現金55万6000円を盗んだ罪に問われています。16日の初公判で、寺尾被告は「間違いありません」と起訴内容を認めました。検察は「被告は競馬やパチンコに使うため親戚などから約800万円を借り、返済などのための犯行であり、悪質で常習性がある」と懲役1年6ヵ月を求刑。一方、弁護側は「盗みっぱなしにする考えではなく、返すことも考えていた」と執行猶予付きの判決を求めました。判決は今月30日に言い渡されます。