9年前、滋賀県大津市でいじめを苦に自殺した中学2年の男子生徒の父親が、市に、危機意識を持っていじめ対策に取り組んでほしいと意見書を提出しました。

大津市は、いじめを受けていた市内の中学2年の男子生徒が2011年に自殺したあと、いじめ対策に重点的に取り組んできました。しかし、1月に就任した佐藤健司市長は方針を転換し、いじめ対策関連予算を前の年に比べ約25%(約1600万円)減らすと発表しています。自殺した男子生徒の父親は26日市役所を訪れ、予算削減はいじめ対策を軽視しているとする意見書を提出しました。予算削減にあたり、これまで市が行ってきた施策の効果や、今後、いじめ対策の質が低下しないかどうかを検証してほしいと訴えています。これに対し大津市の佐藤市長は、「コメントは差し控える」としています。