全国津々浦々の姫野礼香ファンの皆様、お待たせいたしました、お待たせし過ぎたかもしれません。平成の歌姫・浜崎あゆみの半生をベースにしたテレビ朝日系連続ドラマ『M 愛すべき人がいて』(毎週土曜夜11:15)の最重要キャラである秘書・姫野礼香にスポットを当てたスピンオフドラマ『L 礼香の真実』が、6月27日(土)24:10からABEMAで独占配信される。

 主演はもちろん『M』での礼香役で怪女優開花した田中みな実。そして脚本も『M』を異様なベクトルに高めた鈴木おさむが再び務める。実はスクールカースト下位にいたという礼香の意外なる過去が暴かれていくスピンオフドラマ。その配信を前に、改めて姫野礼香という哀しきモンスターの狂気を振り返ろう。

 初登場の『M 愛すべき人がいて』第1話から礼香はただならぬオーラを放っていた。美貌を覆い隠すかのような右目の眼帯姿というビジュアルに加えて、左目を見開きながらマスカットをもぎ取り「私の目の代わりになってくれるって言ったよね?」と圧をかけるなど、マサ(三浦翔平)に対するただならぬ執着を帯びた言動はインパクト大。その言動に恐怖感だけではなく意図せぬコミカルさを与えた田中みな実の熱演の貢献度は高く、礼香の表現は回を増すごとに予想外の角度から襲い掛かり、視聴者の目をくぎ付けにしていく。

 第2話では、マサが寵愛するアユ(安斉かれん)への嫉妬心から積極的行動に出る。合宿先の建物の柱の影からいきなり現れ、アユにライバル心を燃やす玉木理沙(久保田紗友)たちに「彼女はしぶといですよ?ゴキブリみたいに!」と忠告。マサと敵対する大浜社長(高嶋政伸)にアユのネガティブな情報を提供したり、理沙たちに昭和テイスト丸出しのイジメを実行させたり、自らの手を汚さずにアユを貶めようとする策士ぶりを発揮した。

 マサのアユに対する本気度を目の当たりにした第3話では、ついにアユと直接対決。目の前でオーバーに倒れ込み「マサはね、眼帯を外してこっちの目にキスするのが好きなのよ」と謎のマウントをとって先制攻撃し、眼帯を外して「私のこの目はね、あの人に奪われたのよ!」とアユを怯えさせた。そして放送後ネットを大いに盛り上げた「あなたの手は人を不幸にする手をしている、泥棒の手をしている!私の大切なもの、奪わないでねぇ!」からの呪詛爆発の「許さなーーーーーーい!」。怒りを煮えたぎらせた目で睨みつける田中みな実の顔のアップショットに提供テロップが表示されるという、奇跡的要素が揃った忘れられない対決シーンとなった。

 マサとの結婚への追い込みにも拍車がかかり、隠し撮り写真集「MEMORY OF MASA」を自作し、婚姻届けも勝手に準備。第4話では一方的に礼香の両親との会食の場を設ける強行にも出た。礼香が眼帯をつけざるを得なくなった哀しき理由も初めて明らかに。また礼香の眼帯が博多銘菓「博多通りもん」にしか見えないというネット上の話題に製造・販売元の明月堂も呼応し、「博多通りもん」が一日限定でCMスポンサーを務めた。見事なまでの粋なタイミングに「博多通りもん」がトレンド入りするなど大きな注目を集めた。

 第5話では急転直下の展開を迎える。アユからのラブレターを読んでしまった礼香は、ウエディングドレス姿でマサのいる専務室に突撃。結婚式の日取りをまくし立ててわしづかみキスをするも、マサからは「俺は礼香とは結婚はできない!」と面と向かって否定されてしまう。最初は笑いながら「今日のジョークは、面白くな〜い!」と聞き流そうとする礼香だったが、マサの動かぬ決意とアユへの愛を感じ取り大絶叫して大暴れ。アイデンティティを喪失した礼香のマサへの執着は憎悪に激変する。「あなたはいろんな人をおかしくさせていることに気づいた方がいい」と宣戦布告し、マサもろとも地獄へと突き落すことを決意する…。

 こんな礼香に誰がした!? スピンオフドラマ『L 礼香の真実』では、礼香の小学校時代の初恋の相手・正幸という、もう一人の“マサ”の存在が浮かび上がる。しかも当時クラスのカーストの頂点に立っていたライバルの名前が歩夢(通称・アユ)だったことも判明。『M 愛すべき人がいて』の『M』を田中みな実の『M』にしてしまった田中は、今回のスピンオフドラマについて「本編に匹敵する、或いは本編を上回る学生時代の礼香の狂気を存分にご堪能ください」と新たなカオスの誕生を予告。マサの大好物である唐揚げを食べながらABEMA独占配信を楽しみたい。

テキスト:石井隼人

『L 礼香の真実』配信情報

1〜4話:6月27日(土)深0・05より配信開始
5〜7話:7月4日(土)深0・05より配信開始
番組URL:https://abema.tv/video/title/90-1411
※ABEMAプレミアム会員のみ視聴可能