【AFP=時事】スペイン1部リーグ、FCバルセロナのジョゼップ・マリア・バルトメウ会長は15日、クラブOBのシャビ・エルナンデス氏が、この冬の指揮官就任を断りはしたものの、「いつか監督になるだろう」と明かした。

 バルセロナでキャプテンを務めたシャビ氏は、当面はカタール1部リーグのアル・サードの指揮官の座にとどまりたいとして、カンプ・ノウ復帰のオファーを断ったという。

 これを受けてバルセロナは13日、エルネスト・バルベルデ前監督の後任としてキケ・セティエン新監督の就任を発表。61歳の同氏と2022年6月まで契約を結んだが、会長選挙後の指揮官交代を可能とするため、2021年には契約を破棄できる条項が含まれている。

 第1候補の招聘(しょうへい)には失敗したものの、セティエン新監督はその代役以上の存在であると話すバルトメウ会長は、地元紙スポルトに対し、「彼はこれまで率いてきたチームで美しいサッカーを志向し、われわれが好むスタイルのプレーを愛していることを示してきた。それが彼が選ばれた理由だ」とコメントしている。

 一方で同会長は、バルセロナの下部組織出身でクラブ通算855試合に出場し、スペイン代表として2010年のW杯南アフリカ大会を制したシャビ氏に対しては温かい言葉を投げかけている。

 バルセロナに別れを告げて2015年にアル・サードに移籍したシャビ氏は、昨年7月からは監督としてチームを率いている。

「シャビはいつかバルサの監督になるだろう。そのことに疑いはない」「彼は非常に有能で意欲があり、われわれのサッカーを完璧に理解している」

 バルセロナのシーズン途中での監督交代は、2003年のルイス・ファン・ハール氏以来となった。

 現在バルセロナは、首位に立つリーグ戦ではレアル・マドリードと勝ち点で並んでおり、2月には欧州チャンピオンズリーグの決勝トーナメント1回戦でナポリと対戦する。 【翻訳編集】AFPBB News