【AFP=時事】オランダ1部・エールディビジのアヤックスに所属するMFハキム・ツィエクが、4000万ユーロ(約47億円)の移籍金でイングランド・プレミアリーグのチェルシーに今夏加入することになった。

 両クラブが13日に発表した今回の移籍によって、26歳のモロッコ代表MFの去就に関する臆測には終止符が打たれることになる。

 オランダ王者アヤックスは発表文の中で、「アヤックスとチェルシーは、ハキム・ツィエクの移籍に関して合意に至った。同選手は2020年7月1日にチェルシーに加入するため、シーズンをアムステルダムで終えることになる」と記した。

「両クラブは4000万ユーロで合意した。変動する要素を含めると、移籍金は最大で4400万ユーロ(約52億円)にまで上昇する可能性がある」

 一方のチェルシーは、オランダ生まれのツィエクを「キャリアを通してゴールを量産してきた選手」と称賛した。

「ツィエクは左利きのアタッカーで、ここ数年で何度もその力を発揮しアヤックスに絶大な効果をもたらしたように、右サイドでのプレーやカットインを得意としており、左サイドで幅をとってプレーしてペナルティーエリアに入っていくこともできる」

「この移籍はツィエクが個人条件への合意が前提となっており、同選手は今季終了までアヤックスに残留する」

 2016年にFCトウェンテ・エンスヘーデから11万ユーロ(約13億円)でアヤックスに渡ったツィエクは、同チームで160試合に出場し49得点をマーク。昨シーズンは、欧州チャンピオンズリーグで4強入りを果たしたチームの躍進に大きく貢献した。

 しかし、アヤックスは今季のチャンピオンズリーグでグループステージ敗退になっており、ツィエクは同大会でのさらなるプレー機会を望んでいたと報じられている。

 アヤックスとしては、チェルシーにホームで敗れ、敵地スタンフォード・ブリッジでも3点のリードを守りきれず引き分けたことが敗退の要因となっており、一方のチェルシーは同大会で決勝トーナメントに進出している。

 例年上位2チームにチャンピオンズリーグの出場権が与えられるエールディビジで、アヤックスは現在首位に立ち、3位に10ポイント差をつけている。

 一方のチェルシーは、プレミアリーグでチャンピオンズリーグ出場圏内の4位に立っているが、ここ最近は結果が出ておらず、後を追う5クラブに迫られている。 【翻訳編集】AFPBB News