【AFP=時事】ボクシング、ヘビー級のタイソン・フューリー(英国)は13日、22日に行われるデオンテイ・ワイルダー(米国)とのタイトルリマッチについて、キャリア最高のパフォーマンスを誓う中で「戦争」になるとの認識を示した。

 WBCヘビー級のタイトルを懸けて無敗同士が戦う今回の12ラウンドの戦いは、2018年に米ロサンゼルスで両者が引き分けた一戦のリマッチとなる。このときはワイルダーに2度のダウンを奪われたフューリーだが、今度はよりアグレッシブに攻めていくつもりだという。

 31歳のフューリーは、この日開かれた記者会見で、「このファイトに向けて、かつてないほど準備ができているし、一試合のためにこれ以上集中したことはない」とすると、「タイソン・フューリーとして可能な、最高のタイソン・フューリーをお見せする」「体調は万全。準備はできているし自信もある。けがもしていない。1ラウンドだろうが12ラウンドだろうが、戦争への準備はできている」と意気込んだ。

 これまで42勝0敗1分けで無敗を誇るワイルダーに対して、29勝0敗1分けのリニアル王者であるフューリーは、「デオンテイ・ワイルダーを倒せば、俺はこの時代で最高のヘビー級王者として、たった一人君臨することになる」とコメント。先月の会見では、ワイルダーを2ラウンド目でノックアウトすると豪語しており、その裏付けとして勝負の行方を判定に委ねないためにKO勝ちを収める必要があるとの認識を示していた。

「決着まで長く待つ必要はない、そうだろう?」「俺がそれを裏付けるのに十分な男か分かるだろう」「俺の運命はこの二つの拳に委ねられている。こいつらを思い切り激しく打ち込んでやる」

 試合のプロモーターを務めるボブ・アラム氏は、フューリーが勝利すれば往年のヘビー級王者であるマイク・タイソン氏、モハメド・アリ氏、ジョージ・フォアマン氏、レノックス・ルイス氏、そしてイベンダー・ホリフィールド氏ら伝説的選手の仲間入りを果たすことになると話した。

「誰もが彼を歴代の偉大なヘビー級王者の一人として認識せざるを得なくなる」「彼は間違いなく、不滅の選手たちの仲間入りを果たすことになる」

 フューリーはワイルダーとの最初のファイトで、相手が隙を見せたら攻撃を押し出す必要があると学んだといい、「前回俺が犯したミスは、相手がダメージを食らったとき、思い知らせなかったことだ。今回は相手ににダメージを与えたら、ありとあらゆる手を繰り出し、何が当たったのかすら分からないようにしてやる」と息巻いた。

「あいつが一定の間隔でパンチを受け、かなりダメージを受けることを学んだ。前回はそれが最も大きな収穫だった。あいつは上っ面だけのファイターであり、そのことを俺が証明してやる」「俺はあいつの最高のパンチを受け止め、そのお返しをしてやった。あいつは一つの芸当しか持っていない。ノックアウトの名手だが、俺を倒すことはできない」 【翻訳編集】AFPBB News