【AFP=時事】ドイツ・ブンデスリーガ1部の選手で初めて新型コロナウイルス陽性となったSCパーダーボルン07のDFルカ・キリアンは23日、病気に苦しんでいる間は「本当の恐怖」だったと明かした。

 U-21ドイツ代表選手で20歳のキリアンは、1月下旬に筋肉を負傷してから7試合を欠場。黒星を喫した今月6日のケルン戦がチームにとっての最後の試合となっており、ブンデスリーガは新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)を受けて少なくとも4月2日まで延期になることが決まっている。

 キリアンは地元紙ベストファーレン・ブラットに対し、「3月10日にのどに軽いイガイガを感じたのが最初。翌日には頭痛がしたが、トレーニングを続けた」とコメントした。

「3月12日に初めて顔がほてり、次の日にはもっとひどくなった。熱が出て、激しい寒けがした。そのときになってようやく本当の恐怖を感じ始めた」

「熱が下がるまで4日かかり、その後は日々調子が良くなった」

 今季の開幕時、地元のライバルであるボルシア・ドルトムントから最下位のパーダーボルンに加わったキリアンは実家に帰ることができ、看護師である母に看病された。

「もしパーダーボルンに1人で残っていたら、病院に行っていただろう」

「今は経験に基づいて話すことができる。僕はスポーツ選手で健康だが、何度もウイルスとの闘いを強いられた。新型コロナウイルスは、健康面で問題がある人の命を危険にさらし得る」 【翻訳編集】AFPBB News