【AFP=時事】オーストラリアサッカー連盟は24日、新型コロナウイルス感染の拡大を防ぐため、同国のメジャースポーツの中で唯一試合が行われていたAリーグを中断すると発表し、同連盟の会長は「実現不可能なミッション」になったと述べた。

 これに先駆け、豪ナショナル・ラグビーリーグと同国で最も人気の高いオーストラリアンフットボールはこの2日間で同様の決定を下しており、ラグビー・ユニオンやクリケット、野球、その他のスポーツもすでに中断が決まっている。

 先週末、無観客で試合が行われた11チーム制のAリーグは、シーズン終了まであと数試合となっているが、州境の封鎖を含め政府が規制を厳しくしたことで今季の続行は非常に困難なものになった。

 FFAのジェームズ・ジョンソン会長は「この決定は、特に各州やニュージーランドが実施している越境管理など、州や国からの要請が増大した結果だ」とコメントした。

「Aリーグはオーストラリアのほぼ全域だけでなくニュージーランドでも行われているため、困難だったミッションは実行不可能なものになった」

 FFAは今後の数週間で状況を見直す予定であり、残りの試合日程の再調整を目的としたさらなる状況評価が4月22日に予定されている。

 先週ニュージーランドで試合を行ったウェリントン・フェニックスとメルボルン・ビクトリーは、すでに14日間の強制隔離を行っており、新たな厳しい入国規則が課される前にオーストラリアに戻ることはできなかった。

 ジョンソン会長は「シーズンの終了が間近に迫り、あと数週間というタイミングでの中断は、選手やクラブ、ファンにとって非常につらいこと」と続けた。

「とは言え、われわれはファンや選手、ボランティア、スタッフの健康と安全を常に最優先に考えてきた」

 オーストラリアでは1800人以上の感染者が確認されており、7人が亡くなっている。 【翻訳編集】AFPBB News