【AFP=時事】2020年東京五輪の延期決定前にすでに出場権を獲得していたアスリートに関して、国際オリンピック委員会との電話会議に出席した関係者は26日、大会が2021年に開催されるまで資格は保持される見通しであると明らかにした。

 新型コロナウイルスの影響でIOCが24日に東京五輪の日程を遅らせた際に、およそ1万1000人の出場予定選手のうち約57パーセントがすでに出場資格を獲得していた。そして同日に開かれたIOCと32の国際競技連盟との電話会議では、これまでの代表選考プロセスを尊重する方針が決められたという。

 会議の参加者はAFPの取材に対して、「(IOCの)トーマス・バッハ会長は、まず最初に大会延期の理由を説明し、それから2020年東京五輪の代表に決定しているアスリートに関して、自動的に2021年大会の出場資格を得られると述べた」と明かした。

「主な議題の一つは、代表選考会の時期と方法だった。一部の競技連盟は、代表資格を得ていないアスリートを大勢抱えている。そして、五輪の代表を選ぶには少なくとも3か月はかかる」

 今回の世界的な衛生問題によって、多くの五輪競技ではボクシングをはじめ大多数の代表選考会が中断または中止となった。その一方で、セーリングなどは9割の選手がすでに出場権を獲得している。

 会議の別の参加者によれば、「割り当てられた定数は、そのまま保持される」という。「トーマス・バッハ会長は、(2021年大会の新しい日程に関する)決断は今後4週間のうちに行うと断言している」「日程は2021年5月が望ましいという意見や、6月という声も上がっていた」 【翻訳編集】AFPBB News