【AFP=時事】サッカーイングランドFAカップは28日、準々決勝が各地で行われ、リーグ優勝をリバプールに明け渡したばかりのマンチェスター・シティは、敵地でニューカッスル・ユナイテッドをしっかり2-0で下し、カップ戦の3冠に向けて順調に進み続けている。

 25日に敵地でチェルシーに1-2で敗れ、リバプールに30年ぶりとなるリーグ優勝を決められたシティは、この日ケビン・デ・ブルイネのPKで先制すると、ラヒーム・スターリングが華麗な追加点をマークし、常勝街道に戻った。

 前半を完全に支配したシティだが、37分にガブリエウ・ジェズスがハビエル・マンキージョにペナルティーエリア内で倒され、デ・ブルイネがPKを決めるまでゴールをこじ開けることはできなかった。

 チェルシーはロス・バークリーの決勝ゴールで、レスター・シティに1-0で勝利。

 フランク・ランパード監督がシティ戦から6人を入れ替えたチェルシーは、敵地で非常に低調な立ち上がりとなり、その代償を払わされそうになった。

 ハーヴェイ・バーンズやウィルフレッド・エンディディ、ジョニー・エヴァンズがチャンスを逃し、これに救われたチェルシーは、ウィリアンが右サイドから絶妙なクロスを送ると、バークリーがエヴァンズの前で冷静に合わせ63分に先制した。

 また、アーセナルはダニ・セバージョスが試合終了間際に決勝点を奪い、敵地でシェフィールド・ユナイテッドを2-1で下して準決勝に駒を進めた。

 アレクサンドレ・ラカゼットがクリス・バッシャムに倒されPKを獲得したアーセナルは、ニコラ・ペペがこれを決めて前半に先制した。

 ホームのシェフィールドは87分、デビッド・マクゴールドリックが同点ゴールを奪い、その後もビリー・シャープが逆転のチャンスを迎えたが、これはGKエミリアーノ・マルティネスの好セーブにはばまれた。

 すると後半アディショナルタイム1分、スペイン1部リーグのレアル・マドリードからローン移籍で加入しているセバージョスが角度のないところから低弾道のシュートを決め、これが決勝点となった。

 無観客のウェンブリー・スタジアムで行われる準決勝で、シティはアーセナルと、チェルシーはマンチェスター・ユナイテッドと対戦する。

 かつてアシスタントコーチを務めていたシティと7月18日か19日に対戦することが決まったアーセナルのミケル・アルテタ監督は、「ここは勝利するのが難しい場所。われわれはウェンブリーに戻る。選手たちの姿勢やパフォーマンスにはとても満足している」とコメントした。

「タイトル獲得に挑戦し、欧州カップ戦に出場する絶好の機会だ」 【翻訳編集】AFPBB News