【AFP=時事】米ナショナル・フットボール・リーグの選手会会長を務めるJC・トレッターが、新型コロナウイルス感染症について仲間の選手たちに警戒を呼びかけた。

 2020年シーズンのウイルス対策を選手会とリーグ側が話し合う中、クリーブランド・ブラウンズでセンターを務めるトレッターは、選手会の公式ウェブサイトに公開書簡を掲載し、「われわれは無敵ではない」「先日も報告があったとおり、われわれはこのウイルスに対して間違いなく強くない」と話した。

 NFLでは、ダラス・カウボーイズとヒューストン・テキサンズの複数選手、またデンバー・ブロンコスのボン・ミラーとロサンゼルス・ラムズのブライアン・アレンも陽性が判明している。

 トレッターは「高BMI(体格指数)やぜんそく、睡眠時無呼吸症候群などの前提条件が当てはまる人は、感染した場合に重症化しやすく、合併症も起こしやすい」「そしてこうした条件は、リーグの選手全体に広く当てはまる」と話している。

「信じてほしい。われわれもフットボールをプレーしたいが、選手会の最も重要な仕事は、選手の安全と生命を守っていくことだ。選手会はとりわけリスクの大きい選手とその家族のために闘っていく」

 NFLは9月10日に行う昨季のスーパーボウル覇者カンザスシティ・チーフス対テキサンズの一戦で開幕し、予定通りフルシーズンを消化する予定でいる。

 しかしトレッター会長は、7月28日からキャンプを始める案については現在も話し合っている途中だとして、選手には経過を見守ってほしいと注意を促している。 【翻訳編集】AFPBB News