【AFP=時事】フランスの首都パリで15日、科学捜査官らが一般的な武装警官らと同等の待遇を求めるデモを行い、血まみれの遺体や手足が散乱する陰惨な犯罪現場を再現して訴えた。

 デモに参加した数百人の科学捜査官の多くは白い防護服と青い手袋を着用し、「私も警官だ」と宣言する横断幕やプラカードを掲げた。

 参加者のうち数十人は、バラバラになった腕や脚の模型が置かれた広場に横たわり、血の付着した遺体を演じた。ある横断幕には、この光景は「われわれの日常の現実」と書かれていた。

 デモは、武装警官が「活動的」な職種に分類されている一方、科学捜査官は「デスクワーク」に分類されており、同僚である武装警官らと同等の待遇が科学捜査官には認められていないと訴えている。「活動的」な警察官らには早期退職の制度がある。

 デモに参加したある男性は「ここにいる大半は犯罪者らに直面し、日常的に遺体を見ている...にもかかわらず、われわれは曖昧な立場に置かれている」と話した。

 男性の首には、2015年に起きた襲撃事件で多数の死者が出た仏風刺週刊紙の名を挙げ、「シャルリー・エブド、私もあそこにいた」と書かれたプラカードが下がっていた。 【翻訳編集】AFPBB News