【AFP=時事】(更新)中国国務院は13日、中国政府で香港政策を担当する香港マカオ事務弁公室の張暁明主任を降格処分とし、副主任に任命したと発表した。

 主任には、中国人民政治協商会議(政協)の夏宝龍秘書長が就任するとしている。

 香港浸会大学のジャンピエール・カベスタン教授(政治学)によると夏氏は、習近平中国国家主席が浙江省の共産党委員会書記だった際の側近。

 夏氏自身も後に浙江省党委書記を務め、キリスト教を厳しく取り締まったことで知られている。

 今回の人事についてカベスタン教授は、「習近平氏が信頼できる人物を求めていたのだと思う」と指摘。夏氏の抜てきで首都北京と香港の連携を強めると同時に、香港立法会(議会)の親中派への支援を強める意図があるとの見方を示し、習氏は「新しい人材、信頼できて、香港を中国に近づけてくれる人物を必要としている」と語った。 【翻訳編集】AFPBB News