【AFP=時事】気候変動に懐疑的なブラジルのジャイル・ボルソナロ大統領は13日、アマゾン熱帯雨林の保護を求めたローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇を激しく批判した。さらに、国際環境保護団体グリーンピースに対しても、「くず」だと攻撃した。

 ボルソナロ氏は、自らの環境政策に対する国際社会からの批判はブラジルの主権への攻撃だとたびたび非難している。

 ボルソナロ氏は、「フランシスコ教皇は昨日、アマゾンは自分のものであり、世界のものであり、すべての人のものだと言った」「いいか、教皇はアルゼンチン人かもしれないが、神はブラジル人だ」と述べた。

 フランシスコ教皇は12日、カトリック教徒らに対し、採掘と森林伐採によるアマゾンでの環境破壊や先住民の搾取に「憤りを感じなさい」と文書で呼び掛けていた。

 ボルソナロ氏はさらに、アマゾンの保護地域を採掘や農業のために開拓することで「持続的発展」を促進することについて記者団に問われると、「このグリーンピースとかいうくずは何だ? くず以外の何ものでもない」と述べた。

 グリーンピースは、ボルソナロ氏の「人種差別的で反環境保護的な政策」がブラジルの環境と先住民に害を及ぼしていると非難するなど、その政策を痛烈に批判している。

「熱帯のトランプ」とも呼ばれるボルソナロ氏はしばしば、批判に猛反撃を行っている。昨年10月、ブラジル北東部沿岸に原油が大量に漂着した際には、根拠もなくグリーンピースが関与したと主張し、「テロ行為」と呼んでいた。 【翻訳編集】AFPBB News