【AFP=時事】ロシアの捜査当局は23日、スペインから帰国した後の自主隔離を怠り、新型コロナウイルスへの感染が後日判明した著名な感染症専門医をめぐり、刑事事件として捜査を開始したことが分かった。

 同国南部スタブロポリ地方で感染症の教授を務め、医療コンサルタントとして働くこの女性は、この地域における新型ウイルス感染症の患者第1号となり、数百人をウイルスにさらす事態を招いた。

 重大犯罪の捜査を担当する連邦捜査委員会の発表によると、この女性は「上司に伝えないまま、3月6日から9日までスペインへ旅行に行き」、帰国後も自主隔離しなかったという。

 女性は「大学で講義をしたり、会合に参加したりなど、いつも通りの生活を続け」、最終的に3月17日に体調不良で病院を訪れ、そこで感染が判明したという。

 同地方の知事が22日、この女性の感染が確認された旨をインスタグラムに投稿すると、怒ったユーザーから女性を裁判にかけ、医学界から追放すべきだというコメントが寄せられた。 【翻訳編集】AFPBB News