【AFP=時事】アイルランド下院は27日、新首相に第1党で中道右派の共和党のミホル・マーティン党首を選出した。

 共和党はこれに先立ち、長年対立関係にあった統一アイルランド党や緑の党と連立政権樹立で歴史的合意を結んだ。合意は、2月の総選挙で第2党となっていた左派シン・フェイン党を政権から排除する姿勢を明確に打ち出している。

 ベテラン政治家のマーティン氏は、アイルランドが直面している最も危急の問題は新型コロナウイルスの感染拡大による打撃だと指摘。他にも低価格住宅や病院で治療を受けるまでの待機時間、気候変動といった課題があると述べた。

 アイルランドは、他国と同様に新型コロナ感染拡大の悪影響に直面している。英国と欧州連合の交渉が暗礁に乗り上げ「合意なき離脱」並みの混乱が生じれば、その影響を受ける可能性もある。 【翻訳編集】AFPBB News