大規模水害に備え減災協発足 東牟婁4町とすさみ

大規模水害に備え減災協発足 東牟婁4町とすさみ

 和歌山県の東牟婁郡の4町とすさみ町、関係機関による「東牟婁地域における大規模氾濫減災協議会」が10日、発足した。この日は串本町串本の県水産試験場で初めての会合があり、協議会設立の趣旨や今後の予定などについて話し合った。

 協議会は豪雨による大規模な浸水被害が全国で発生していることを踏まえて、河川管理者や町などが連携、協力して、減災のための目標を共有し、ハードとソフトの両面から対策を一体的、計画的に推進。東牟婁郡の県管理河川流域で大規模な氾濫が発生することを前提として、社会全体で常に洪水に備えることを目的とする。串本町、古座川町、太地町、那智勝浦町、すさみ町、東牟婁振興局、和歌山地方気象台の代表らで構成。対象とする河川は古座川、太田川、那智川、周参見川。すさみ町は周参見川の望児橋にある水位観測所を東牟婁振興局串本建設部が管理しており、この協議会に参加している。

 初会合では事務局を代表して、串本建設部の東照久部長が「防災施設では守りきれない大洪水が発生するのではという考えに立って、社会全体でこれに備え、水防災意識社会の再構築に取り組む。協議会では関係者間で改めて連携を深め、大規模氾濫からの逃げ遅れをゼロにして、被害の最小化を実現するために対策する」とあいさつした。

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