和歌山県みなべ町滝、高城中学校の1、2年生28人が、2月6日に大阪市のJR新大阪駅で外国人客に英語で梅の里みなべ町をPRする準備を進めている。
 ふるさとに誇りを持ち、地域に貢献する人材を育てようと、同校で取り組んでいる「梅の里学習」の一環。生徒は地域の人や専門家を講師に、世界農業遺産に認定された梅産業や地元のことを学んでいる。
 今回、学習で学んだ成果を英語で発信することで、英語の重要性を知ったり、学習意欲につなげたり、表現力や企画力を高める意欲を育てる目的で計画した。当日は、みなべ観光協会が南部梅林をPRするのと合わせて実施する。
 1、2年生が一緒になった七つの班に分かれ、世界農業遺産に認定された梅システムや梅林、島ノ瀬ダムの桜、清川の秋祭りなどについて説明する。
 10日は中間発表として、それぞれの班が準備した写真パネルや原稿を使い、外国語指導助手(ALT)のブランドン・ジェルマノキメスさんを相手にPR。生徒たちは「We are from Wakayama(私たちは和歌山から来ました)」「Do you know UME?(梅を知っていますか)」などと英語で話し掛けた。
 ジェルマノキメスさんからは「笑顔で話し掛けて」「相手の目を見ながら」、教諭からは「原稿を見ないで」「祭りの動画を見せるようにしては」などと助言があった。1年生の大前なみさんは「本番は写真の見せ方を分かりやすく工夫したい。笑顔で明るく接したい」と話した。
 細川安弘校長は「当日は大勢が行き交う中で、なかなかうまくいかず想定外ばかりになると思う。明るく元気に話し掛け、気持ちが伝われば覚えておいてくれると思う。失敗しても次の発想に生かすことができる。楽しんで積極的に関わって」と呼び掛けた。