世界遺産・熊野本宮大社(和歌山県田辺市本宮町)の九鬼家隆宮司が14日、今年1年への思いを込めて大筆書きした一文字「咲」を掛け軸にして、田辺市に寄贈した。
 この日、九鬼宮司が市役所の真砂充敏市長を訪問。「令和になって最初の新年。災害もなく、笑みの絶えない平穏な時代であってほしいと思いを込めた。田辺市もますます花開き、にぎわうまちであってほしい」と語った。
 真砂市長は「今年は合併して15周年の節目。花が開いて実が結ぶように努力したい」と答えた。
 九鬼宮司は毎年末、新しい年への願いを込めた一文字を約3メートル四方の布に大筆で揮毫(きごう)している。掛け軸は130センチ四方の縮小版で、2013年から毎年、市に寄贈。市役所3階の市長室隣にある応接室に1年間飾られる。