和歌山県新宮市新宮の世界遺産・熊野速玉大社(上野顯宮司)で、境内にあるオガタマノキの花が見頃を迎えている。
 モクレン科の常緑高木。古くから神木として神社の境内に植えられており、この木を神殿に供えて神の霊を招く習わし「招霊(おぎたま)」が名前の由来とされる。果実はみこが舞などの際に持つ神楽鈴の原型といわれている。
 境内には2本のオガタマノキがあり、速玉大社によると、今年は例年より早く、1月末ごろから直径3〜4センチほどの大きさの白い花を咲かせ始め、今がほぼ満開という。
 樹高21メートルあるという大樹は「速玉大社のオガタマノキ」として、市の天然記念物に指定されている。