新型コロナウイルスの感染拡大予防のため5日から臨時休館していた和歌山県太地町立くじらの博物館が20日、対策を強化した上で、営業を再開した。
 同館では、対策として、接客する職員がマスクを着用し、換気のために自動ドアなどを開け放しにしているほか、来館者が触れることが多い展示を閉鎖したり、職員が手すりなどを定期的に清掃・消毒したりといった取り組みを実施する。
 この日は午前8時半に開館すると早速、来館者が訪れた。三重県四日市市から来たという常連客の女性(58)は「やっと遊びに来ることができてうれしい。イルカと触れ合うと癒やされる。今日は楽しみたい」と笑顔を見せた。
 同館の稲森大樹学芸員(35)は「開館できてひとまずホッとしているが、感染のリスクがないわけではないので、対策を強化した上で、お客さまが安心して楽しんでいただけるよう努めたい」と話した。