まちづくり会社「南紀みらい」(和歌山県田辺市湊)は、田辺市の産品を使ったおむすびのレシピを競う「おむすびコンテスト」の作品を開く。最優秀作はJR紀伊田辺駅前に8月オープン予定の市の市街地活性化施設「tanabe en+(たなべ えんぷらす)」のカフェで販売する。
 南紀みらいは「en+」の運営計画を担当。施設1階では地元産品を通じ地域の文化や歴史、魅力を発信するカフェを企画している。おむすびは特産の梅をはじめ、いろいろな食材を組み合わせられるため、メニューの柱に考えている。
 コンテストは、そうした田辺自慢のおむすびを、地域住民と一緒に開発するのが目的。市内の幼稚園、保育所、小学校にも募集のチラシを配布し、幅広い年代を巻き込みたいという。
 レシピの条件は、田辺市産の肉や魚、野菜、市内で加工した梅干しやなんば焼き、金山寺みそなど、地域産品を1品以上使用すること。産品は具として中に入れたり、混ぜ込んだり、炊き込むなど活用方法は自由。
 応募用紙に白米1合分を目安に材料、分量、調理手順、おむすびの名前、おむすびに込めた思いや工夫した点などを書き込み、イラストまたは写真を添える。応募用紙は募集チラシの裏面を使用する。南紀みらいホームページからもダウンロードできる。
 審査は書類で10作品程度を選考。地元シェフを加えた2次審査では、実際におむすびを再現し、田辺らしさ、味、見た目、新しさ、コスト、作りやすさを基準に入賞5作品を選ぶ。その中で優秀賞3作品を5月17日開催の朝市「弁慶市」でテスト販売し、最優秀作品を決める。
 最優秀賞(1点)と優秀賞(2点)は2万円、佳作(2点)は1万円相当の賞品がある。
 南紀みらいは「国内外の観光客をはじめ、地元の人にも足を運んでもらえるカフェにしたい。料理好きはもちろん、自宅で過ごす時間が長い子どもたちにも家族で一緒にレシピを考え、田辺の魅力を発信してもらえたらうれしい」と呼び掛けている。
 応募の締め切りは4月20日。問い合わせは南紀みらい(0739・25・8230)へ。