和歌山県教委の要請を受け、田辺・西牟婁の教育委員会は1日、小中学校の臨時休校を5月31日まで延長すると発表した。田辺保健所管内では4月6日以降、新型コロナウイルスの感染者は確認されていないが、連休中の人の流れによる影響も見定める必要があると判断した。
 度重なる休校延長に、田辺市教委は保護者だけでなく、今回初めて小学生、中学生に向けたメッセージを発信した。感染防止や学習面の助言に加え、新型コロナに関連したいじめや差別があってはならないと強調している。教員が家庭訪問して届ける。
 佐武正章教育長は「休校延長は子どもの命を最優先にした判断。先生には再開に向けて、安全に学ぶための準備を徹底してもらいたい。子どもたちは計画を立てて、学習も遊びも頑張り、有意義な時間にしてもらいたい」と話している。
 夏休みの期間については、すさみ町教委は「県の要請に合わせる予定」、他の教委は「検討中」としている。