和歌山県田辺市磯間のフラワーギフト専門店「花工房hacca(ハッカ)」は、市内の飲食店4店舗と連携し、花鉢と料理をセットにした商品を作った。母の日(10日)に合わせた期間限定の企画で、テークアウト(持ち帰り)やデリバリー(配達)で利用できる。

 飲食店は、鶏魚きっちん けんしろう▽ハングオーバー▽すしひで(以上、田辺市湊)▽酒楽(同市宝来町)。各店の1種とハッカの1鉢(1500円相当)をセットにした計4メニューで、料金は花代を含め2千円▽2400円▽5千円▽7千円(いずれも税込み)。花はハッカが1種を選ぶ。配達を利用する場合は別途300円が必要。
 ハッカの野田博子さん(51)さんが「新型コロナウイルスの影響を受けている飲食店と何か一緒にできないか」と考えたことがきっかけ。フード(食物)とフラワー(花)の頭文字から「ダブル・ビタミン〝F〟を贈ろう」とPRしている。
 野田さんは「新型コロナでお母さんの気疲れもあると思う。こんな時こそ感謝の気持ちを込め、おいしい料理ときれいな花で癒やしてあげてほしい」と呼び掛けている。
 メニューの確認や注文はハッカのLINE(ライン)公式アカウントから。配達エリアは原則、旧田辺市内、みなべ町、上富田町、白浜町。持ち帰りは料理も含めハッカが窓口になる。
 問い合わせはハッカ(0739・33・9893)へ。

 ハッカと4店舗は、紀南の事業所応援サイト「POPY MAPS(ポピーマップス)」(http://popymaps.studio.design)にそれぞれの取り組みを掲載している。サイトで紹介する事業所同士が連携するのは初めてという。
 サイトを作った有志グループのメンバーでIT企業社員の那須一徳さん(35)は「どこも大変な状況の中、利用客第一で考えられた商品が生まれてくるのはうれしい」と話している。
 サイトでは、新型コロナの影響で持ち帰りや配達、オンラインサービスを始めた事業所を無償で紹介している。4月に公開し、現時点で約80事業所を紹介している。