和歌山県串本町のダイビングショップ24店でつくる「串本ダイビング事業組合」(高岡誠会長)は27日から、同町潮岬沖約200メートルの海中に設置したササに、ダイバーが願い事を書いた短冊を取り付ける「串本水中七夕祭り」を開催している。7月7日まで。
 多くのダイバーに串本の美しい海を知ってもらい、ダイビングだけでなく町全体を盛り上げていこうと、2013年から続けているイベント。
 組合員のダイバーが27日、古座川町の山から切り出した高さ約4メートルのササを4本、ダイビングポイント「住崎」の水深約15メートル付近に重りを付けて固定した。客のダイバーたちが短冊に「早くコロナが終息しますように」「世界の海でダイビングできますよう」などと書き込んで取り付けた。短冊は木材、ササを固定するロープは麻製を使うなど環境に配慮している。
 大阪府や兵庫県から参加したダイバー4人を、27日にササまで案内したクラブドゥダイビングセンター串本店の福瀧安賀里さんは「今日は霧が濃く、波も高かったが、海中は普段と変わらなかった。お客さんは、新型コロナによる外出自粛で、海に潜る日を待ちわびていた人ばかりなので喜んでいた」と話した。