新型コロナウイルスの影響で1日2往復に減便している和歌山県の南紀白浜空港と東京の羽田空港を結ぶ定期便が、8月1日から1日3往復に回復することが分かった。
 日本航空(JAL)の植木義晴会長が6日、自民党本部の二階俊博幹事長を訪れ、3便に戻すことを明言した。
 二階幹事長は「県外からのビジネス客や観光客、夏休みの帰省客を安心して迎えることができるよう、地元とともに対策を急ぎたい」と話している。
 JALが運航する白浜―羽田便は1日3往復だったが、新型コロナの影響で4月6日から減便し、5月18日〜6月14日は全便運休。6月15〜30日は昼の便のみ1日1往復、7月からは朝と夕の1日2往復で運航している。
 二階幹事長は、観光庁の田端浩長官が18、19の両日に紀南地方を訪れ、各地を視察することも明らかにした。訪問団は日本旅行業協会の坂巻伸昭会長や、大手旅行会社の社長ら。コロナの先を見据えた「ワーケーション」などの取り組みを視察する予定。
 白浜町の井澗誠町長や経済団体の代表は、6月下旬に二階幹事長が同町を訪れた際、疲弊した観光の現状を訴え、白浜―東京間の早期の3便化を要望。二階幹事長はその場で田端長官に連絡し、来県視察を要請していた。