JA紀州(本店・和歌山県御坊市)くらしの活動課の職員が20日、みなべ町芝のJR南部駅構内にある梅干しの種約1万3千個を貼り付けたアート作品の色を塗り直した。
 作品は縦1・8メートル、横3メートル。同JA女性会の活動として、2015年にあった紀の国わかやま国体を前に日本一の梅産地を宣伝し、子どもたちに郷土に誇りを持ってもらうことなどを目的に設置した。
 笑顔の女の子を中心にウグイスが鳴いている様子や、色とりどりの梅花をあしらったデザインは、南部高校の生徒が考えた。
 くらしの活動課によると、集めた梅干しの種を洗浄、乾燥、色付けし、同JAみなべブロック女性会の会員らが、各小学校に出向いて児童に制作指導をした。総勢約700人が制作に当たり、15年8月に除幕式をした。
 くらしの活動課の大谷知美課長(57)は「完成から5年がたって色落ちが目立ち、ラッカーを吹き付けたり、女の子の顔のフェルトを貼り直したりして一新した。日本一のみなべの梅を多くの人に知ってもらい、新型コロナ禍の今も、この作品を見て笑顔を感じてもらえればと思う」と話している。