和歌山県田辺市の産品を使ったおむすびのレシピを競う「おむすびコンテスト」の結果が発表された。最優秀賞に選ばれたのは、郷土食の茶がゆ(おかいさん)にヒントを得た「茶がゆ気分」。10日にJR紀伊田辺駅前で開業する市の市街地活性化施設「tanabe en+(たなべ えんぷらす)」で販売される。
 「en+」は、まちづくり会社「南紀みらい」が指定管理者として運営。1階には地域産品をPRするセレクトショップとカフェがある。
 特産の梅をはじめいろいろな食材を組み合わせられるおむすびをカフェメニューの柱にしようと、同社が3〜5月にレシピのアイデアを募集。地域のシェフらによる審査で選んだ優秀賞3作品を、6月にあった闘雞神社(東陽)前での朝市「弁慶市」などで試験販売していた。
 「茶がゆ気分」は、ほうじ茶で炊いたご飯に梅干しやキュウリの漬物を刻んで混ぜたおむすび。試験販売の購入者を対象にしたアンケートで、最も得票が多かったという。
 そのほかの優秀賞は、ほうじ茶ご飯に大葉や白ごまを混ぜて龍神シイタケの天ぷらを合わせた「龍神むすび」、ミカンジュースで炊き上げたご飯にしらすや梅干しを入れた「enむすびみかん」。南紀みらいの担当者は「最優秀賞以外の作品についても、今後、メニュー化を検討していきたい」と話している。