和歌山県田辺市龍神村の横断歩道6カ所について、白線が見えにくくなって危険なため早急に修繕してほしいと、龍神村の自治会連合会と龍神地区PTA連合会が5日、田辺署に要望書を提出した。
 関係者によると、村内では横断歩道や停止線などの道路標示が劣化して確認しづらい所が多数あり、生活道や通学路として利用する住民が危険を感じているという。
 この日、要望書を出したのは、特に劣化が目立つ横断歩道6カ所についてで、すべて通学路。自治会連合会の吉本哲紀会長、龍神地区PTA連合会の小川竜也会長、県交通安全協会田辺支部の松本修吾支部長、龍神行政局職員の4人が同市上の山1丁目の田辺署に出向き、地図と写真を付けた資料を交通課の署員に提出。状況を説明し、早期修繕を求めた。
 このうち、龍神村福井の咲楽小学校付近にある市道交差点は「横断歩道」「通学路注意」の看板があるが、道路上の白線は昼間でも横断歩道があると分かりづらいほど劣化している。
 また、龍神村安井の国道425号にある横断歩道は、白線があるのかどうかも確認できない。この場所は村民センターに通じる交差点で通学路である他、毎年冬にある関西駅伝大会では、主会場となる同センターに行き来する選手らが横断するなど往来が多い。
 県交通安全協会田辺支部の松本支部長は「横断歩道の標示が消えた所などについて重点的に説明し、早急に整備をとお願いした」と話した。
 龍神地区PTA連合会の小川会長は「登校の際に見守りをしているが、危険な状態。横断歩道があることを示す『◇』の道路標示が消えかけている箇所もあり、ドライバーに対する意識付けのためにも、しっかり修繕してほしい」と話した。
 同署は「要望書を受け取った。現状は把握しており、これから検討していきたい」と話している。