和歌山県警串本署はこのほど、古座川町佐田の七川ダム周辺で集中豪雨などの大規模災害を想定し、自衛隊や消防など5機関との合同訓練をした。37人が参加し、連携体制を確認した。
 訓練には警察、航空自衛隊串本分屯基地、串本町消防本部、映像企画制作会社「POS(ポス)」、串本町、古座川町が参加。佐田地区周辺で発生した集中豪雨で河川が氾濫し、多数の孤立者や行方不明者がいるとの想定で実施した。
 自宅が浸水して屋根に避難している孤立者を県警ヘリ「きのくに」でつり上げて救出したり、ドローン(小型無人機)で発見した行方不明者を救助艇で救出したりした。
 訓練後、参加者を前に串本署の﨑口忠署長が講評し「今年も全国各地で集中豪雨による災害が発生しており、和歌山県でも、いつそのような事態になるかもしれない。串本地域で発生した場合、串本署だけでは到底対処することができない。そのため、引き続き関係機関と緊密に連携し、被害を最小限に抑えられるような活動を実施したい」と協力を求めた。
 同署の井口潔警備課長は「関係各機関との連携が大事なので、今後も津波、地震などいろんなバリエーションで訓練を繰り返していきたい」と話した。