盛夏を迎え、今年生まれの若ツバメが集団をつくり、越冬地を目指す〝旅支度〟をしている。和歌山県紀南地方でも集団は多く見られ、日本野鳥の会県支部会員によると、合流しながら南下していくという。
 紀南では富田川や会津川などの河川近くにコロニーをつくっていることが多い。
 上富田町市ノ瀬では、夕方、富田川近くの集落に集まり、電線に止まったり、屋根や壁にしがみついたりする姿が見られた。まるでミーティングをしているかのように、にぎやかに鳴き合っている。
 県支部会員は「近年、大きな群れが少なくなっている。この辺りでは、日ノ御埼付近から飛び立っているのが確認されている。無事、東南アジアなどの越冬地にたどり着けたら」と話している。