夏場を迎え、和歌山県の白浜署は事件や事故の増加に警戒を強めている。白浜町では白良浜の海開き(7月23日)以降、京阪神などから多くの海水浴客や観光客が訪れており、例年通り態勢の強化を図っている。
 署によると、管内では今年1月〜7月末、刑法犯認知件数は22件(前年同期比25件減)、人身事故は前年同期と同じく14件あった。7月以降、観光客に絡む刑法犯の発生はないが、軽微な物損事故などが増加傾向にあるという。
 事件、事故の防止や発生時の早期対応を目指し、7月以降は人出が多くなる週末や連休を中心に各課の署員が勤務を増やして警戒を強化。刑事が夜間にパトロールをしたり、交通課員が取り締まりをしたりしているほか、県警本部地域指導課の自動車警ら隊も白浜町でパトロールに当たっている。
 白良浜交番では、週末や休日などにパトロールを強化し、海水浴場では置引や水難事故への注意も呼び掛けている。白良浜交番に勤務する大山将司巡査部長(37)は「コロナ禍の中でも、観光客は多く訪れている。安心して観光を楽しんでもらえるよう、8月いっぱいはパトロールを強化していきたい」と話している。