南紀白浜エアポート(和歌山県白浜町)は24日、三輪自動車「トゥクトゥク」を白浜温泉街で試走させた。井澗誠町長や町内の観光関係者、交通事業者らが乗り、窓のない開放的な車両で走る感覚を体験した。
 東南アジアの各国ではタクシーとして利用されているトゥクトゥクと、白浜が持つ南国のイメージが合うのではないかと企画。エアポート社が招待した約30人が、6組に分かれて試乗した。
 企画には、車両の販売やレンタルを手掛ける会社「トゥクトゥクスタイル」(東京都)が協力。7人乗りの車両(全長約4メートル)を使った。同社によると、普通の自動車とは乗り心地が異なり、レジャー感覚を味わえるのも特徴。
 コースは南紀白浜空港を発着点に、名勝・円月島の前などを走る約10キロで、40分ほどかけて走った。
 第1便に乗った井澗町長は「風を感じられて開放感もあり、白浜のようなリゾート地にはぴったりだと感じた。例えば運転手がガイドをすれば、まちなかの観光にも役立ちそうだし、活用策を考えたい」と話した。
 エアポート社によると、トゥクトゥクは法律上は二輪車で、有料の旅客輸送サービスには使えない。沖縄県などでは、レンタカーとして使ったり、宿泊施設が客の無料送迎で用いたりしている。