野球関西独立リーグの和歌山ファイティングバーズ(FB)は23日、和歌山県田辺市上の山1丁目の田辺スポーツパーク野球場で、兵庫ブルーサンダーズと公式試合をした。新型コロナウイルスや悪天候の影響で日程が変更されたため、ホーム球場の一つである田辺スポーツパークで試合をしたのは今季初めてとなった。
 始球式では田辺市出身の俳優小西博之さんが投手を務め、打者にものまねタレントのリトル清原さんが登場。2人はマウンド上でパフォーマンスを披露し、約30人の観客を沸かせた。試合は両チームの投手が好投したが、和歌山FBが1―2で敗れた。
 観戦した上富田町生馬の男性(80)は「負けてしまったが試合は面白かった。また見に来たい」と話した。
 和歌山FBは今後、田辺スポーツパークで29日と10月1、8、20、21、27、28日のいずれも正午から公式戦を予定している。来場者には、手指の消毒や大声での応援自粛など感染防止を呼び掛けている。
■〝推し〟の選手見つけよう
 関西独立リーグは4チームで試合をしている。和歌山FBは23日現在2位で、首位の堺シュライクス(堺市)とは7ゲーム以上の差が開いている。残り試合を考えると、和歌山FBのリーグ優勝は厳しい状況だ。
 これから10月下旬のシーズン終了まで、田辺スポーツパークでは計7試合を予定している。今後の見どころについて、和歌山FBの田所洋二球団代表は「選手はNPB(日本プロ野球)入りを目指して頑張っている。成長過程を見ていただき、〝推し〟の選手を1人でも見つけて応援してほしい」と話す。
 ようやく秋らしい天気になってきた。新型コロナの影響でイベントや祭りの中止が相次ぐ中、感染に気を付けながら、のんびりと野球観戦はいかが。(保富一成)