和歌山県田辺市中辺路町川合の旧二川小学校を地域の活性化に活用しようと取り組む地元有志のグループ「ふたかわ超学校」が、大きなスクリーンがある校舎の音楽室を活用し、定期的に映画を上映する取り組みを始めた。初日の22日は、計66人が観賞。今後も月1回程度、基本的にドキュメンタリー映画を上映する予定という。
 旧二川小学校は学校統合で2013年に閉校。これまでも校舎でさまざまなイベントを開いているが、今回は「質の高いドキュメンタリー映画を身近に観賞する機会をつくりたい」と、定期的に映画上映会「ふたかわ超学校 音楽室シネマ」を開くことを計画した。事業は、田辺市みんなでまちづくり補助金を活用した。
 初回は「不登校ゼロ」を目指す大阪市の大空小学校の取り組みを追ったドキュメンタリー映画「みんなの学校」を上映。新型コロナウイルスの感染予防対策として、定員20人で4回に分けて上映した。
 今後は10月18日に見世物小屋一座の生活と歴史を追った「ニッポンの、みせものやさん」、11月7、8日には、「畑保育」に取り組む保育園などを紹介し、植物を育てる喜びを追う「いただきます ここは、発酵の楽園」を上映する予定だ。
 ふたかわ超学校の土山徹代表(45)は「子育てサークルの催しも同時開催で、久しぶりに校舎ににぎわいが戻ってうれしかった。映画上映会は、ふたかわ超学校の恒例イベントとして今後も続けていきたい」と意気込んでいる。
 参加はインターネットサイト「こくちーずプロ」で申し込める。前売1200円(中学生以下無料)。電話(土山代表080・4393・0255)でも受け付ける。