任期満了に伴う、和歌山県みなべ町の町長選挙と町議会議員選挙が29日に告示された。町長選は現職の小谷芳正氏(71)=みなべ町筋=が立候補を届け出た。対立候補はなく、4期連続無投票当選となった。町議選は、定数14に対して15人が届け出た。投開票は10月4日。
 小谷氏は1968年南部川村職員となり、同村総務課長や参事、南部町・南部川村合併協議会事務局長、2004年の合併後はみなべ町参事や副町長などを務め、08年の町長選で初当選した。現在、県町村会の会長にも就いている。
 3期目は津波避難センターの完成や防災拠点整備の着手など防災をはじめ、梅の機能性研究や漁業振興協議会設立など産業振興、水道事業統合、千里ウミガメ館建築、幼児教育室の設置などに取り組んだ。
 昨年12月の町議会定例会では「町民の安全・安心のために、防災広場やこども園の整備を早急に取り組まないといけない。町民の健康寿命を延ばす施策を考えたい」などと述べ、出馬表明した。新型コロナウイルス感染症の影響を受けた地域経済の復興、町施設や設備の高台移転などさらなる防災強化にも意欲を示している。
 町議選は、現職14人のうち2人が出馬辞退。現職12人、新顔3人が立候補した。党派別は無所属14人、共産1人。
 投票は10月4日午前7時から午後6時まで町内13カ所で行われ、午後8時から、東本庄の町保健福祉センターで即日開票される。
 9月28日現在の選挙人名簿登録者数は1万433(男4905、女5528)人。
■小谷芳正(こたに よしまさ)71 無現(4)
 みなべ町長、県町村会長(町副町長、旧南部川村参事)南部高卒、みなべ町筋