正月に食べるクワイの仲間オモダカが、和歌山県紀南地方の水田や水路、湿地などで白い小さな花を咲かせている。
 葉は矢尻形をしており、長さ20センチ前後になる。夏から秋にかけて、高さ20〜80センチの花柄の先に、3枚の花びらからなる直径2センチほどの花を咲かせる。葉身が人面のように見えることから面高の名前があるといわれる。
 田辺市秋津町では、稲刈りが終わった田んぼのあちらこちらから、花柄と特徴的な葉を伸ばしている。
 農家によると、以前は田んぼがある所なら、どこでも見られた雑草だが、最近はあまり見掛けなくなったという。