和歌山県みなべ町の紀州みなべ梅干協同組合(泰地祥夫代表理事)と紀州みなべ梅干生産者協議会(山本康雄会長)は、同町と日本の食文化推進連携で交流がある新潟県南魚沼市に、学校給食向けの梅干し5400個を贈った。町職員が9月28日、同市を訪れて手渡した。市内の小中学校、総合支援学校では10月9、12日の給食で食べる予定といい、梅の機能性をPRするチラシも配布する。

 同市は「南魚沼産コシヒカリの普及促進に関する条例」、同町は「みなべ町紀州南高梅使用のおにぎり及び梅干しの普及に関する条例」をそれぞれ制定しており、日本の伝統的な食文化推進のために協力しようと、2016年に連携協定を結んでいる。両市町は首都圏での販売促進や小学校の交流事業などをしてきた。
 町の平喜之うめ課長が個包装の南高梅の調味梅干しを林茂男市長に手渡した。平課長は「梅の日」である6月6日は町内の小中学校で子どもたちが、同市から提供を受けた南魚沼産コシヒカリを使った梅干しおにぎりを握って食べていることも紹介し「感謝の気持ちと、コロナ禍の中で子どもたちを応援する思いから提供させていただくことになった」とあいさつした。
 「みなべ町には、生産量全国一のおいしくて健康に良い産物があることを知っていただきたい。コロナ禍で子どもたちの日常生活も制限が多く、大変な時期が続いているが、梅干しを食べて少しでも元気を出して頑張ってほしい」という主旨の泰地代表理事のコメントも伝えた。
 林市長は「市内の子どもたちが給食を通じて、みなべ町を身近に感じることができる。今後も交流を深め、さらなる展開について話ができれば」と述べた。