和歌山県田辺市の扇ケ浜で17、18日に手軽にアウトドアを楽しむイベント「SHIOGORI CAMP(シオゴリ キャンプ)」があった。2日間限定のキャンプ場には、雨の中、約50のテントがずらり。マルシェやアウトドア体験などの催しで盛り上がった。
 市街地のすぐ隣に広がる海と砂浜の魅力を感じてもらおうと、有志が立ち上げた「Kii Days(キーデイズ)実行委員会」(福田聖実行委員長)が主催、紀伊民報後援。新型コロナウイルス対策をした上でのイベント開催の可能性を探る社会実験として、参加者は県内に限定した。
 17日は朝からあいにくの雨だったが、家族連れやカップルは雨を防ぐタープを設営し、読書をしたり、たき火をしたりしながら、扇ケ浜のロケーションを満喫した。
 家族4人で訪れた上富田町朝来の会社員、境丈晴さん(32)は「キャンプはまだ3回目で、雨は初めて。コロナ禍で旅行が難しい中、新しい趣味として始めたところ、すっかりはまった。雨だけれど、6歳と5歳の子どもが早く行きたいというので、昼前から来た。屋台も出ているので楽しみ」と話した。
 全国のキャンプ場を訪れているという田辺市内の男性は「海が見えるキャンプ場はあるけれど、すぐそばというロケーションは他にない。キャンプブームが来ている。毎週末か月に1回でもキャンプ場として開放すれば、全国的に注目されるはずだ」と話した。